【同じビールなのに、なぜ三階松で飲むと美味しいのか?】
「缶ビールと生ビールって違うんですか?」
実はこの質問、三階松でもよく聞かれます。
答えは──どちらも“生ビール”です。
熱処理をしないから“生”と呼ばれる
昔のビールは、品質を保つために“加熱処理”されていました。
しかし現在は、サッポロビールをはじめとする各社が、
「無菌ろ過」という技術で熱をかけずに酵母を取り除くことができます。
つまり、缶・瓶・樽──どれも「生ビール」なのです。
それでも“お店で飲む方が美味しい”理由
同じビールなのに「お店で飲む方が美味しい」と感じるのは、
環境と手間の違いにあります。
- 冷えたジョッキが、最初の一口をキリッと引き締める
- 炭酸ガスの圧力・温度管理で、香りと泡を最適化
- 注ぎ方で“泡の厚み”をコントロール(泡はフタ。香りを閉じ込める)
三階松では、ビールを「飲み物」ではなく「体験」として提供しています。
グラスを手にした瞬間から、香り・泡・喉ごし──五感すべてで味わう時間です。
“天使のリング”が残るビールは美味しさの証
飲み終わったジョッキの内側に、白い泡の輪が段々と残っているのを見たことはありますか?
それが「天使のリング(エンジェルリング)」
グラスの洗浄が完璧で、ビールの泡がきめ細かく保たれている証拠です。
一口ごとに美味しく飲んだ“記録”のようなもの。
三階松では、このリングが自然に残るよう、グラスの洗浄と温度管理を徹底しています。
「美味しいビールは、飲み終わった後も語りかけてくる。」
天使のリングは、ビールを丁寧に扱うお店の証でもあります。
“体験型焼肉”に合うビールの理由
三階松の焼肉は「塩」で肉本来の旨味を引き出すスタイル。
その繊細な味わいに寄り添うのが、熱処理をしていない生ビールです。
余分な苦みがなく、塩味と脂の甘みをすっきりと流す。
まさに、“体験型焼肉”の最初の一杯にふさわしい存在です。
「同じビールでも、味が違う」──それは、
ビールが変わったのではなく、“人の手間と空気感”が違うから。
だからこそ、三階松で飲む一杯は“体験の味”になるのです。
塩焼肉と生ビールのマリアージュを体験する
焼肉の旨味を塩で引き出し、冷えた生ビールで余韻を洗い流す。
それは、単なる食事ではなく「味覚のリレー」。
ぜひ、三階松で五感が喜ぶ瞬間を体験してください。
和牛焼肉 三階松 店主・松下和由
「焼肉を学び、味わい、体験する」──それが三階松のスタイル。
旅と食を愛し、各地の生産者の想いを一皿に込めています。





