評点3.30なのに保存数1,517件。このギャップの正体。
数字には表れない「また来たい」が積み重なる理由
「食べログの点数はそこそこなのに、なぜか保存数がやたら多い店がある」——そんな経験をしたことはありませんか。口コミ数が多いわけでも、派手な宣伝をしているわけでもないのに、気づいたらブックマークが積み上がっている店。三階松は、まさにそういう店のひとつです。
「評点3.30なのに保存数1,517件ってどういうこと?」と思った方、その疑問はまっとうです。実は、この「数字と人気のズレ」こそが、三階松というお店の本質を一番正直に映し出している現象だと、私は思っています。
今回は、普段あまり語らない仕事の裏側——なぜ三階松がこれだけ「また来たい」「誰かに教えたい」と思われるのか、その理由を少しだけ明かしてみようと思います。
- ✅ 食べログの評点だけでは店を決めきれない方
- ✅ 蒲郡・東三河エリアで接待や記念日に使える本物の焼肉店を探している方
- ✅ 「普通の焼肉」では物足りなくなってきた方
- ✅ 希少部位や焼酎ペアリングなど、体験型の食事に興味がある方
- ✅ 一度行った店に何度でも通いたいと思えるような「行きつけ」を探している方
評点より「保存数」が語るもの
食べログの評点というのは、口コミを書いた方の点数の集積です。一方で「保存数」は、「いつか行きたい」「また行きたい」「誰かを連れて行きたい」という無言の意思表示の積み重ねです。
3.30
食べログ評点
1,517件
食べログ保存数
三階松の保存数が1,517件を超えているという事実は、言い換えると——1,500人以上の方が「この店は手帳に残しておきたい」と感じてくださったということです。口コミを書くほどではないけれど、頭の片隅には残っている。そういう「静かなファン」の存在が、この数字に表れています。
私自身、評点を上げることを目標にしたことは一度もありません。それよりも、来てくださったお客様が「今夜ここに来て良かった」と感じて帰ってくださるかどうか、その一点に集中してきました。評点はその結果として後からついてくるものだと思っているので、保存数が積み上がっているという現象は、むしろ正直な評価として受け取っています。
「精肉店直営」という言葉の、本当の意味
三階松は、昭和10年創業の老舗精肉店「松下精肉店」の直営店です。この言葉を聞いて「だから肉が美味しいんだろうな」と思っていただけるのはありがたいのですが、実際のところ、「精肉店直営」という強みは、もう少し深いところにあります。
一般的な焼肉店は、問屋や仲介業者を通じて部位ごとに仕入れます。一方、三階松では牛を1頭まるごと買い付けています。これが何を意味するかというと——ロースやカルビといった「流通に乗りやすい部位」だけでなく、一般の市場ではほとんど出回らない希少部位まで、一頭の牛から丸ごと提供できるということです。
「ウワミスジ」「シキンボ」「トモサンカク」——聞いたことのない部位名がいくつも並ぶのは、私が特別なことをしているからではなく、ただ「一頭の牛と真剣に向き合っているから」です。その一頭がどこから来て、どんな飼育環境で育ち、どんな脂の入り方をしているか。そこまで把握した上でお客様に出す、というのが4代続く精肉店の血がさせていることだと思っています。
「A5=美味しい」という思い込みを持って来てくださるお客様も多いのですが、実際には脂の質、牛がどんな餌を食べてどんな環境で育ったか、そこが旨さを決めます。そういう話を一皿ごとにできるのは、精肉店直営だからこそです。
- 食べログの保存数1,517件は「また来たい・誰かに連れて行きたい」という静かなファンの積み重ね
- 牛1頭買いだからこそ、一般流通に乗らない希少部位を提供できる
- 「A5が美味しい」ではなく「脂の質と育て方が旨さを決める」——その背景を語れるのが精肉店直営の本質
40種の塩と焼酎ペアリング——「体験」として記憶に残る理由
三階松に初めて来てくださったお客様が、帰り際に最もよく言ってくださる言葉があります。「焼肉の概念が変わった」という言葉です。
その理由のひとつが、40種類の塩です。石垣島の塩、屋久島の塩、岩塩、藻塩——塩にはそれぞれ味の輪郭と香りがあります。脂の甘い霜降り部位には、ミネラルがしっかりした塩が合う。赤身のシンプルな旨味を持つ部位には、雑味のない繊細な塩が合う。この「なぜこの塩なのか」という理由を説明しながら食べていただくと、同じ一切れの肉が、まるで別の料理のように変化します。
もうひとつが焼酎のペアリングです。私は屋久島・鹿児島・宮崎の蔵元を自ら訪ねて歩き、蔵人と話しながらセレクションを組んでいます。「この焼酎はどんな水で、どんな芋で、どんな想いで作られているのか」——その物語ごとお客様にお届けすることで、焼酎は単なる「飲み物」ではなく「旅の記憶」になります。
焼き方についても、部位ごとに焼く順番、火加減、肉の厚さすべてに理由があります。ただ焼いていただくのではなく、「なぜそう焼くのか」を一緒に考えながら過ごしていただく——これが三階松が「体験型焼肉」と呼ばれるゆえんです。
塩で食べる焼肉を初めて体験して、焼肉の概念が変わった。
50代・男性焼酎に知識がなかったが、店主が実際に鹿児島、宮崎、屋久島へと出向き、その蔵の想いを聞くことができ、より焼酎が好きになった。
40代・女性「接待・記念日に使える店」として口コミが広がる構造
地元メディアやSNSで三階松が紹介されるとき、決まってついてくる言葉があります。「蒲郡で接待・記念日に使える焼肉」という枕詞です。これは、私が意図して作り上げたブランドというよりも、来てくださったお客様が自然に語ってくださった評価です。
接待でご利用いただいたお客様が「取引先に大変喜ばれた、個室で落ち着いて話せた」とおっしゃってくださる。誕生日でご利用いただいたお客様が「ホールケーキまで用意してくれて感動した」と書いてくださる。そういった声が積み重なって、「特別な日に三階松を選ぶ」という選択が蒲郡の文化として根付いてきているように感じています。
三階松には個室が2種類あります(8〜10名個室・14名個室)。完全予約制でお迎えする体制を整えているのも、「来たら混んでいた」「落ち着いて話せなかった」という経験をお客様に絶対にさせたくないからです。昼席は前日までの完全予約制にしているのも、その日来てくださるお客様だけのために最善を準備したいという考えからです。
評点以上に人気が高い理由を一言で言うなら——「一度来たら、また来たくなる。そして誰かに話したくなる」という体験が、店の中に設計されているからだと思っています。美味しい食事は当然として、「この店を選んで正解だった」という納得感、「知らなかった世界を見せてもらった」という発見、「自分のことを覚えてくれている」という安心感。これらが重なったとき、人は自然と他の誰かに話したくなります。
食べログの保存数が多い理由がわかった。何度でも来たくなる店。
40代・男性「また来たい」が積み重なった先に
三階松が食べログで「評点以上に人気」という現象が起きているとすれば、それはおそらく、数字では測れない部分に価値があるからだと思っています。
精肉店直営・牛1頭買い・希少部位・40種の塩・店主が蔵を訪ねて選んだ焼酎——これらは単なるサービスの列挙ではなく、それぞれに「なぜそうしているのか」という理由と物語があります。その物語を食事の場で受け取っていただけたとき、三階松での時間は「消費」ではなく「体験」になります。
接待で大切な方をお連れになりたい方、記念日に特別な夜を作りたい方、焼肉という食文化の奥行きを初めて知りたい方——ぜひ一度、蒲郡まで足を運んでいただければと思います。
ご予約・ご相談はお電話または食べログからどうぞ。前日までのご予約をお待ちしております。
和牛焼肉 三階松
愛知県蒲郡市港町9-9(JR蒲郡駅南口より徒歩3分)
専用駐車場9台完備


