本物志向の人が焼肉屋を選ぶとき、何を見ているのか。蒲郡の一軒から学んだこと

本物志向の視点 / 三階松2代目コラム

本物志向の人が焼肉屋を選ぶとき、
何を見ているのか

「どこも同じに見える」から抜け出す、選ぶ目線の話
昭和10年創業・精肉店直営 牛1頭買い・40種の塩 焼酎蔵元を自ら訪問
焼肉屋を選ぼうとして、ふと手が止まったことはありませんか。接待の場所を決めなければならない。大切な人の誕生日に、どこかいい店を予約したい。疲れた週末に、自分へのご褒美として本物の肉を食べに行きたい——。検索結果に並ぶ焼肉屋の名前を見ながら、「どこも同じように見える」と感じたことはないでしょうか。

実は、選ぶ側の目線が変わると、店の見え方もまったく変わります。本物志向の人は、何を見て店を選んでいるのか。愛知県蒲郡市で22年、精肉店直営の和牛焼肉を続けてきた「三階松」の2代目・松下稜真が、その視点をお話しします。
こんな方におすすめ
  • 接待・会食・記念日に「失敗したくない」と感じている方
  • 焼肉屋の違いがよくわからず、選ぶ基準を知りたい方
  • 料理の背景やストーリーに関心があり、ただ食べるだけでは物足りない方
  • 蒲郡・豊橋・岡崎近郊で本格的な和牛焼肉を探している方
  • 特別な時間を過ごせる「行きつけ」を見つけたい方

「仕入れの透明性」が、店の本気度を教えてくれる

2代目の松下稜真は、物心ついたときから肉の香りと包丁の音が日常にありました。昭和10年創業の老舗精肉店「松下精肉店」の4代目として生まれ、先代たちが積み重ねてきた「肉を見る目」を自然と受け継いできた。その延長線上に、2006年開業の「三階松」があります。

「本物志向のお客様が最初に気にされるのは、どこから仕入れているか、ということです。産地・銘柄だけでなく、誰がどう選んだかまで説明できる店かどうか。そこに店の誠実さが出ると思っています」

三階松では、牛1頭買いにこだわっています。一頭の牛と真剣に向き合うことで初めて見えてくる、希少部位の表情、脂の入り方、香りの違い。スーパーや一般流通に乗らない部位を出せるのも、精肉店直営だからこそ。

「タン・カルビ・ロース・ハラミ以外にも、一頭の牛には数十の部位があります。部位ごとに脂の乗り方も、繊維の向きも、最適な火入れも違う。それを知ってから食べるのと、知らずに食べるのでは、同じ肉でもまったく別の体験になります」

仕入れに背景があり、その背景を語れるスタッフがいる——それが「本物」を判断する最初の手がかりです。

「塩と火入れの設計」に、料理人の哲学が宿る

三階松に来たお客様が最初に驚くのが、塩の種類の多さです。石垣島の塩、屋久島の塩をはじめ、世界各地から集めた40種類の塩がテーブルに並びます。これは単なる演出ではありません。

「肉の部位によって、脂の甘さ、繊維の旨味、後味のキレがまったく違います。だから塩も、そのキャラクターに合わせて変えるべきなんです。ミネラルが強い塩で脂を引き立てるか、細かな粒で肉の表面に均一になじませるか。塩を選ぶ行為そのものが、焼肉の一部になる」

「焼肉の焼く順番、火加減、肉の厚さにはすべて理由があり、学びながら焼くことで焼肉の奥深さを知ることができた。お肉の特徴によって塩の種類を変えて食べたら、より焼肉がおいしくなった」

40代・男性(蒲郡市在住)

「A5=おいしいと思っていたが、実際のお肉の旨さは脂が決めてということを教えてもらえた。どんな餌を与え、どんな環境で育ったか——その話を聞いて初めて、一枚の肉の重みが変わります」

50代・男性
✓ ここまでのポイント
  • 「仕入れの透明性と語れるスタッフの存在」が、本物の店を見分ける最初の基準になる
  • 牛1頭買いによる希少部位の提供は、精肉店直営だからこそ実現できる三階松固有の強み
  • 塩の種類・火入れの順番・部位の説明など「体験型焼肉」の設計が、食事を単なる消費から記憶へと変える
選ぶ目線を持って、三階松へ
「この肉はなぜ美味しいのか」——
席でその答えを一緒に探しましょう。

「旅で出会った物語」が、食卓に届くまで

松下稜真は旅が好きです。屋久島、鹿児島、宮崎——焼酎の蔵元を自ら訪ね、蔵人と向き合い、その土地の水と空気を感じてきました。

2代目・松下稜真より
「屋久島の蔵人が、『自然の水を受け取っている』と話してくれたとき、焼酎の味がまったく違って聞こえた。その言葉がそのまま三階松の一杯になっています。仕入れる、ではなく、受け取って届ける——そういう感覚でいたいんです」
和牛焼肉 三階松 2代目

「焼酎に知識がなかったが、店主が実際に鹿児島、宮崎、屋久島へと出向き、その蔵の想いを聞くことができ、より焼酎が好きになった」

50代・男性(豊川市在住)

「本気で生きている人は、食事の席でも輝いている——三階松に来てくださるお客様のそういう輝きに、毎回感動しています」

松下稜真(2代目)

本物志向の人が「この店でよかった」と感じる瞬間

接待で使った翌日、取引先から「昨日はありがとうございました、素晴らしいお店でしたね」と連絡が来た——という声を、三階松はこれまで数多く受け取ってきました。

「接待では、連れて行った側の目利きが問われます。料理が美味しいのは当然として、個室でゆっくり話せるか、スタッフが場の空気を読んで動いてくれるか、インボイス対応など実務面も揃っているか。それが全部揃ったとき、お客様は『この店を選んでくれた』と感じてくれる」

三階松には、8〜10名用の個室(テーブル席)と20〜30名用の個室(座敷)の2種類が完備されています。5,900円以上のコース・8名以上で個室料金は無料。接待の最高峰として用意している「匠の焼肉体験会席(¥12,000)」は1日1組限定の完全個室で、希少部位の解説・焼き方の指導・焼酎ペアリングまでを一夜で体験できます。

誕生日・結婚記念日・成人・還暦といった人生の節目には「誕生日会席(¥9,800)」がホールケーキ付き2名限定で用意されており、「予約時に記念日の内容を伝えてくれれば、当日の演出を整えて待っています」と松下は言います。

本物志向の人が最終的に選ぶのは、「なぜここを選んだのか」を自分の言葉で語れる店。料理に意味があり、空間に品格があり、スタッフに誠実さがある——その全部が重なったとき、食事は「意味のある時間」になります。

まとめ:蒲郡で「本物」を選ぶなら、三階松へ

「肉は、選ぶところから始まる」——松下稜真がくり返すこの言葉は、三階松のすべてを表しています。昭和10年創業の精肉店から受け継いだ目利きの力、牛1頭買いによる希少部位の提供、40種の塩と火入れ設計による体験型焼肉、そして蔵元を自ら訪ねて持ち帰った焼酎の物語。

これらは「こだわり」と呼ぶより、「誠実な仕事の積み重ね」と表現したほうが近い。その積み重ねが、蒲郡という地で22年続く理由です。接待・会食・記念日・家族の特別な食事——どんな場面でも、「今日ここに来て良かった」と感じていただける夜を、三階松は用意してお待ちしています。

店舗情報
店名和牛焼肉 三階松(わぎゅうやきにく さんがいまつ)
住所愛知県蒲郡市港町9-9
電話0533-67-0129
アクセスJR・名鉄蒲郡駅 南口より徒歩約3分
営業時間ランチ 11:30〜14:00(完全予約制・前日までに要予約)
ディナー 17:00〜22:00(最終入店21:00)
定休日月曜(火曜はランチ休み)
駐車場専用9台(無料)、近隣コインPあり
ご予約・ご相談はこちら
スタッフ一同お待ちしております。
どんなシーンでのご利用かをお伝えください。
和牛焼肉 三階松 愛知県蒲郡市港町9-9
JR蒲郡駅南口より徒歩約3分 / 専用駐車場9台
火 17:00〜22:00 / 水〜日・祝 11:30〜14:00・17:00〜22:00(月曜定休)
※ランチは前日までの完全予約制(予約のない日は休業)