焼肉の奥義 ― 四つの法則で旨味を極める
焼肉はただお肉を焼くだけではありません。火加減やタイミングひとつで「味わい・食感・香り」が大きく変わります。
なぜこれほどまでに焼き加減が大切なのか?それは焼肉は“素材を活かす料理”だからです。最高のお肉を最高の状態で楽しむには、部位ごとに合わせた焼きの技が欠かせません。
三階松では、この焼きの極意を「焼き奥義」としてまとめています。ここでは、誰でも簡単に実践できる四つの法則をご紹介します。
奥義一 返奇(へんき) ― 返す奇跡

肉の中心温度が65度に達し、表面に肉汁が浮かんだ瞬間が返し時。この黄金タイミングを逃すと旨味が流れ出てしまいます。
一度だけ返すことが、美味しさを守る最初の極意です。
奥義二 脂融(しゆう) ― 脂を融かす

焼肉の焼き台には火加減があります。
サシが多い肉は、網の端でじっくり火を入れます。
強火で一気に焼くと脂が落ちすぎて旨味を逃してしまうため、
ゆっくりと脂を溶かすことで、甘みと香ばしさが最高潮に。
奥義三 旨封(しふう) ― 旨味を封じ込める

赤身肉は脂が少ない分、焼きすぎると硬くなりがち。強火でサッと表面を焼き固めることで、肉汁を中に閉じ込められます。
「外は香ばしく、中はジューシー」――赤身を美味しく食べる秘訣です。
奥義四 寝技(ねわざ) ― 厚切り肉の奥義

厚切り肉は焼いた後、すぐに食べるのではなく網の端で30秒ほど寝かせます。この“休ませる時間”が、肉汁を全体に行き渡らせ、柔らかさと旨味を引き出すのです。
焼肉は「体験型料理」
これらの焼き奥義は、すべてお肉の特徴を最大限に活かすための法則です。
- 脂を楽しむ部位
- 赤身の旨さを味わう部位
- 厚切りならではの醍醐味
部位ごとに正しい焼き方を知ることで、
焼肉はただの“食事”から “感動体験” へと変わります。
三階松ではスタッフがガイド役となり、この奥義をお客様に伝えることで、
「焼く楽しみ」「食べる喜び」を一層深く感じていただけるよう努めています。


