【なぜ三階松は、まず塩で食べるのか?】
〜塩焼肉に込めた、肉屋三代の哲学〜
こんにちは。
和牛焼肉三階松、店主の松下です。
日々のお仕事、本当にお疲れ様です。
焼肉に行くと、ついタレをつけたくなりますよね。
濃い味は安心感があります。
でも、少しだけ考えてみてほしいのです。
「そのお肉、本当にそのままの味を知っていますか?」
■ 私が“塩”にこだわる理由

私は肉屋の家に生まれました。
祖父の代から包丁を握り続けてきた家です。
子供の頃、切り落としの肉を
塩だけで焼いて食べさせてもらいました。
その時に感じたのは、
「肉って、こんなに甘いのか。」
という衝撃でした。
タレは、肉を美味しくします。

でも塩は、肉の本質を浮き上がらせるのです。
■ 脂の融点という“科学”
ここで少しだけ、知的な話を。
和牛の美味しさを左右するのは
“脂の質”です。
良い和牛は、脂の融点が低い。
つまり、口の中の温度で溶けるのです。

塩は、その脂の甘みを邪魔しません。
むしろ引き立てます。
タレは「味を足す」
塩は「味を引き出す」
この違い、面白いと思いませんか?
■ 三階松の塩は、40種類以上

三階松では、部位ごとに塩を変えています。

- 赤身には、粒の立った粗塩
- 脂の多い部位には、角のない細かい塩
- 希少部位には、ミネラルの余韻が残る塩
同じ和牛でも、
塩を変えると表情が変わるのです。
これは、肉屋として
何千頭と見てきたからこそできる仕事です。
■ 焼肉は「知るほど、楽しい」
「焼肉は焼くだけだと思っていました」
そう言われるお客様が多いです。

でも、
- なぜこの厚みなのか
- なぜこの順番なのか
- なぜ最初は塩なのか
理由を知ると、
焼肉は“体験”に変わります。
それが、私が届けたい時間です。
■ たまには、自分を甘やかしていい
毎日頑張っているあなたへ。

たまには、
「本物の味」をゆっくり感じる時間を
自分に許してあげませんか?

塩で食べる一枚目の肉は、
あなたの疲れを優しくほどきます。

私は、その一枚に責任を持っています。
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📍 愛知県蒲郡市港町9-9

