蒲郡 歓送迎会 三階松「あの夜の焼肉、また行きたいね」― 部長の最後の夜に、仲間が選んだ店 ―

おもてなし焼肉
A STORY FROM SANGAIMATU ── 送別会の夜 「あの夜の焼肉、また行きたいね」
― 部長の最後の夜に、仲間が選んだ店 ―
― 60代男性の退職送別会と、塩焼肉の一夜 ―
店主・松下より 和牛焼肉三階松、店主の松下です。
今日は、実際にご来店いただいた送別会のお話を、物語としてお届けします。
長年お世話になった上司の退職の夜。どんなお店を選べばいいか悩んだ幹事さんと、その仲間たちの話です。
三階松の写真
第一章
「部長の最後の夜、どこにしよう」

3月も終わりに差し掛かった、ある昼休み。
中堅メーカーの営業課に勤める田中さん(仮名・38歳)は、スマートフォンを片手に頭を抱えていた。
今月末で定年を迎える小川部長(仮名・63歳)の送別会の幹事を、任されたのだ。

同僚・佐藤「田中さん、送別会のお店、もう決めた?」
田中「それが……まだなんですよ。いつもの居酒屋じゃ、なんか違う気がして」
同僚・佐藤「40年も勤め上げた部長の最後だもんね。ちゃんとした場所にしてあげたいよね」
田中「そうなんです。でも堅苦しいのも違うし……部長、お肉が好きだから焼肉もいいかなって思って」
同僚・佐藤「焼肉? 送別会に? でも確か、蒲郡に精肉店直営のちゃんとした焼肉屋があるって聞いたことがあるよ」

田中さんはその日の昼休みに、三階松のサイトを開いた。
昭和10年創業の精肉店。40種類の塩。個室・掘りごたつ・最大14名のお座敷個室。
コース料理に飲み放題もつけられる。

田中「……これだ。居酒屋とは格が違う。でも、”焼肉=ワイワイ系”じゃないのかな」
同僚・佐藤「口コミ見てみなよ。”静かで丁寧””接待に使った””落ち着いて話せる”って書いてあるじゃん」
田中これなら部長に失礼じゃない。よし、電話してみます」

その日の夕方、田中さんは三階松に電話を入れた。
人数12名、個室希望、飲み放題付きコース。
「部長の退職のお祝いに使いたい」と伝えると、スタッフが丁寧に対応してくれた。
電話を切ったとき、田中さんは初めて少し肩の荷が降りた気がした。

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第二章
当日、部長は少し照れくさそうだった

3月最終金曜日、午後6時半。
蒲郡駅の南口に、スーツ姿の12名が集まった。
小川部長は「わざわざこんな店まで……」と言いながら、嬉しそうに目を細めていた。

部長・小川「三階松って、精肉店直営なんだって? 田中、調べてくれたのか」
田中「部長がお肉好きって知ってたので。塩40種類あるみたいですよ」
部長・小川「塩が40種類……それはすごいな。どういう意味があるんだ?」
田中「それは、中で聞きましょう」

扉開けると、落ち着いた照明とほのかに漂う焼肉の香り。
「いらっしゃいませ、小川様のご一行でございますね」という声に、全員が少し背筋を伸ばした。

お座敷個室へ案内されると、すでに12名分の座席が整えられていた。
網の前に塩の器、丁寧に折られたおしぼり。
本日は小川様のご退職をお祝いし、ご来店いただきありがとうございます

スタッフのその一言に、田中さんは思った。
――この店を選んでよかった。
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第三章
塩の話が、40年の話になった

写真 コースが始まると、スタッフが塩の説明をしてくれた。
海塩・山塩・粗塩・細塩。部位によって変える理由。
いつもは話好きな小川部長が、珍しく静かに聞いていた。

スタッフ「こちらの粗塩は、肉肉しい赤身の部位によく合います。塩の粒が溶けながら肉の旨みを引き出してくれるんです」
部長・小川「塩ひとつにそんな理由があるとは……長年焼肉食べてたのに、全然知らなかった」
スタッフ「”知ってから食べる”と、同じ一口がまったく変わって感じられますよ」
部長・小川「なるほど。仕事と一緒だな。理由を知るか知らないかで、全部変わる

「理由を知るか知らないかで、
全部変わるんだよ」

── 塩の説明を聞きながら、部長がつぶやいた言葉

その一言が、テーブルに静かな笑いを生んだ。
「また仕事の話してる」「でも確かに」「部長らしい」——
いつもの会議室ではない、炭の前の正直な言葉たち。

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第四章
一皿ずつ運ばれてくる、40年分の思い出

塩焼肉総本山コース初めは一人一皿ずつ丁寧に提供される。
大人数でも取り合いにならないから、会話が途切れない。
誰かが焼きすぎを気にする必要もなく、部長の話に全員が耳を傾けられた。

写真
  • 厚切りタン塩 「これが旨い」と部長が目を細めた瞬間、テーブルに歓声が上がった。「部長がこんな顔するの初めて見た」と誰かが笑った。
  • 本日のおまかせ3種盛 部位の名前をスタッフに教わりながら、「これは○○に似てるな」と部長が語り出す。気がつけば40年のエピソードが止まらなくなっていた。
  • 8時間煮込みテールスープ 締めの一椀。「これはしみる」と部長が言い、誰もそれ以上言葉を継がなかった。ただ静かに、温かいものを口に含んだ。

宴会は、上司と部下という立場を超えて、
ただ同じ時間を過ごしてきた人間同士の夜になっていた。
田中さんは、ずっと心配していた「失敗したらどうしよう」という気持ちが、
いつの間にかなくなっていることに気づいた。

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第五章
「田中、いい店を選んでくれたな」

お座敷を出る前、小川部長が田中さんの肩をポンと叩いた。

部長・小川「田中、いい店を選んでくれたな」
田中「喜んでいただけてよかったです」
部長・小川「焼肉って、もっとガヤガヤしてるかと思ってた。こんなにゆっくり話せるとは思わなかったよ。最後の夜がこういう夜で、よかった

店を出たのは、午後9時を少し回った頃。
春の夜風のなか、12名はゆっくり駅へ向かった。
誰かが「また来ようか、今度は部署で」と言い、笑い声が路地に広がった。

「最後の夜が、
こういう夜でよかった」

── 店を出る際の、小川部長の言葉

田中さんは家に帰ってから、ふと思った。
幹事というのは、誰かの大切な夜をつくる仕事だったのだ、と。
そして、その夜を一緒につくってくれた店があったことを、素直に嬉しく思った。

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店主・松下より
「いい夜だった」と言える送別会を

送別会や歓迎会は、ともすると「こなす宴会」になりがちです。

でも本当は、その人の節目に花を添える夜であるはずです。

一人一皿ずつ丁寧に提供されるコース料理。塩の説明を聞きながら肉を味わう体験。
急がされず、取り合わず、ゆっくり話せる個室の時間。

それが、三階松の歓送迎会コースで叶えたいことです。

「この店を選んでよかった」——幹事さんにも、そう言っていただける夜を、
今日も心を込めてご用意しています。

歓送迎会・送別会のご予約、承っております

個室(〜14名)・半貸切(30名〜)対応。
飲み放題付きコースあり。幹事様のご相談もお気軽にどうぞ。

※ネット予約が満席の場合も、お電話でご案内できる場合がございます。
定休日:月曜日 / ディナー 17:00〜22:00(最終入店21:00)
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