【肉の教養】「サシ」は本当に美味しさの証か?
1. それって本当に「旨味」?A5の落とし穴。
焼肉店で「A5ランク」と聞くと、つい「美味しいに違いない!」と思ってしまう。──でも、ちょっと待ってください。
A5ランクとは、“見た目重視”の評価基準。どれだけ脂(サシ)が入っているか──その「見た目の華やかさ」で決まっているのです。
つまり、A5だからといって“味がいい”とは限らない。
「味の濃さ」「口どけの良さ」「香り」…それらは別の話なんです。
2. じゃあ、本当の“旨味”って何?
答えは──脂にあります。
赤身の旨味も魅力ですが、
本当に感動するのは、脂の“くちどけ”と“香り”。
三階松では、脂質の質にこだわって仕入れを行っています。
しっとりと水分を含み、包丁がまるで豆腐を切るようにスッと入る。そんな極上の和牛に出会えることは、そう多くはありません。
しかも──
融点が低い脂は、口の中でじんわりと溶け出し、あと味は驚くほど軽く、香りはふわりと鼻に抜けていく。
「くちどけの良い脂」こそが、お肉の“真の旨さ”だと、私たちは信じています。
3. 三階松の「脂」へのこだわり
和牛焼肉 三階松では、「ただサシが多いだけ」のお肉は使いません。
本当においしい脂──つまり融点が低く、香り高い脂だけを見極めてご提供しています。
たとえば、舟盛りコースで提供している特選ロース。
一見、脂がしっかりと入っていて重そうに見えますが、
ひと口食べると「すぅ…」と溶けて、しつこさがまったくない。
「脂のイメージが変わった」
「こんなに軽くて旨い脂、初めて食べました」
そんな声をたくさんいただく理由は──
“脂の質”を知り尽くした肉屋だからこそ、選び抜けるからです。
4. サシを見るな、脂の“くちどけ”を味わえ
「A5だから美味しい」は、ある意味で幻想です。
むしろ重要なのは、その脂がどう溶けるか、どう香るか。
サシの量よりも、その脂が舌の上でどう広がるかに注目してみてください。
あなたの中の“焼肉の価値観”が、きっと変わるはずです。


